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専修大学 社会知性研究会

「社会知性の開発」(専大HP参照)を目標に、週1回、ディベートまたはディスカッションを行うサークルです。

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面白かった!

専門知識がいらない議題だと思うので、皆それぞれの意見を述べることが出来たと思います!

周りにいた、サークル外の方も面白そうに聞いていた印象があります!
今後はそういった方も混ざって、楽しくやりたいと思いました。


それから今回のディベートで二つほど大変納得させられた意見を紹介します。

1,肯定派の東日本大震災でのツイッターの活躍について(反論で嘘の情報による混乱についても良かったです)
2,否定派の活字離れについて

この二つです。今後もこういった、経験上又は、事実に基づいた論拠を示すことが出来れば、さらに説得力のあるトーク力を身につけることが出来るように思います。

今回のディベートで思ったこと

私は今回否定派にいましたが、本当のところは肯定派です。
しかしながら、メディアリテラシーやアプリの利用による問題は前々から疑問に思っていました。確かにメディアリテラシーは経験によるものが大きいと思います。ですが、カナダ、イギリス、オーストラリアでは政府指定でメディアリテラシー教育がカリキュラムとしてあったり、アメリカでは州による異なりますが、メディア教育というものがあるそうです。(wikipediaメディアリテラシー)
携帯端末の普及によりユビキタス社会となった今だからこそ日本ももっとメディア教育なるものを取り入れて、正しく使わせていくべきなのではと思いました。

活動報告③「義務教育中の子供の携帯(スマホ)の使用を禁止する。」について

テーマ:義務教育中の子供への携帯電話(スマホを含む)の使用を禁止する。
今回の活動報告は大雑把な流れと、その補足です。
 
参加した方も、できなかった方も感想などのコメントお待ちしています。
1.まずは、賛成派の意見から
 
・スマホの普及により、課金ゲーム、援助交際など社会問題が増加している。
 
・活字離れ、辞書を引かない等による学力の低下が懸念される。
 
・裏サイトなどにより陰口が書き込まれ、人間関係が悪化する。
 
・子供には、スマホにより入手できる膨大な情報を見分ける能力(メディアリテラシー)がない。
 
 
2.それに対して、反対派の意見及び反論(反論は*)
 
・禁止をしたところで、隠れて使用する人がいるため、禁止する意味があまりない。
 
・家庭レベルの問題である。そのため法律等で禁止する必要はない。
 
・東日本大震災においてスマホは情報伝達手段として大いに活躍した。
 
*課金ゲームについては既に国で規制を掛けるように進んでいる。
 
*スマホの発展よりも10年以上前から携帯ゲーム機は普及していたため、スマホだけが社会問題の要因ではないと考える。
 
*前述の社会問題を引き起こす根本要因は、ハード(スマホ)ではなくソフト(ゲーム会社やSNS等)にあるため、それらを規制することで対処するのが妥当である。
 
*子供時代にメディアリテラシーを養うためにも、携帯(スマホ)使用させていくべきと考える。失敗から学ぶこともある。
 
*スマホがなくなっても事件はなくならない。
*又、スマホやインターネットを使わないことにより学力が低下するのではないか?
 
 
 
3.これらに対する賛成派の反論及び、反対派の反論への反論(**)さらにその反論(***)
 
*ツイッターについては、フォロワーの多い人間ほど影響力があるが、それが情報の正確性に必ずしも比例しないと考える。震災時、実際に誤った情報を流す専門家も散見されたためである。
 
*最近の携帯ゲーム機やスマホでは、通信相手は不特定多数である。そのため子供がトラブルに巻き込まれる可能性が高くなると考える。それ以前では、通信ケーブル等を使用して少なくとも顔の見える相手のやりとりだったためである。
 
*ソフト(ゲーム、SNS)を規制するのは、企業の技術革新や利益追求の観点から間違っている。又、大いに裕福な家庭にとっての課金ゲームに問題がないように、個人の問題であると考える。
 
**子供の道徳上よくない点もある。
 
***個人、家庭の問題という前項での定義から矛盾している。
 
**携帯(スマホ)からソフトの話に論点がずれているのではないか?
 
***活字離れ、学習意欲といった点から完全に外れてはいないと考える。
****携帯を持ち歩かないという論点からはズレている。
 
*経験談として、学生時代にインターネットを使用していないが、図書館等で情報収集能力を身につけたため、自身のメディアリテラシーが劣っているとは感じない。学習意欲の問題である。やる気のない子は友達と電話をしてしまう。
 
**義務教育において、利便性及び子供の意欲向上等の観点からタブレットを取り入れている学校もある。
 
***一方で、知り合いの小中学生の携帯(スマホ)の使い方を見ると、パズドラなど楽しいことばかりしているように見える。
***外食では好きなものばかり食べるように、情報も偏ってしまう。
*犯罪=スマホではないが、女子中高生の古物市を取り締まるサイバー警察が近年発足している例からも、事件に巻き込まれる比率は上がっている。
4.最後は折衷案にまとまったのでその紹介と、反論・補足がされてないその他の意見です。
☆義務教育の子供の携帯(スマホ)を禁止するべきでも、許可するべきでもない。段階を積んで資格を与えていく制度を国として考えていく必要がある。例えるならば、運転免許のようなスマホ教習所を作るのはどうだろうか?
・ガラパゴス携帯と言われる日本の携帯の発達は、海外のブラックベリー、ノキアなどのシンプルな機能の携帯と比べて著しい。
・子供の柔軟性、吸収力が高く、教育する側の大人を超越している。そもそも大人にもメディアリテラシーがないから教育する必要がある。
・携帯電話は子供ではなく、サラリーマン等に向けて作られたものである。子供は親のモノを借りるなどして必要に応じて使えば良い。所有することにより、問題が起こる可能性が高まるためである。
・スマホを辞めると、社内のコミュニケーションが増えると見込み、給料が上がる会社がある。
・携帯で調べる習慣により、漢字が書けなくなった気がする。
5.おまけ
キノコの山 or タケノコの里
おわり
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面白かった!

専門知識がいらない議題だと思うので、皆それぞれの意見を述べることが出来たと思います!

周りにいた、サークル外の方も面白そうに聞いていた印象があります!
今後はそういった方も混ざって、楽しくやりたいと思いました。


それから今回のディベートで二つほど大変納得させられた意見を紹介します。

1,肯定派の東日本大震災でのツイッターの活躍について(反論で嘘の情報による混乱についても良かったです)
2,否定派の活字離れについて

この二つです。今後もこういった、経験上又は、事実に基づいた論拠を示すことが出来れば、さらに説得力のあるトーク力を身につけることが出来るように思います。

今回のディベートで思ったこと

私は今回否定派にいましたが、本当のところは肯定派です。
しかしながら、メディアリテラシーやアプリの利用による問題は前々から疑問に思っていました。確かにメディアリテラシーは経験によるものが大きいと思います。ですが、カナダ、イギリス、オーストラリアでは政府指定でメディアリテラシー教育がカリキュラムとしてあったり、アメリカでは州による異なりますが、メディア教育というものがあるそうです。(wikipediaメディアリテラシー)
携帯端末の普及によりユビキタス社会となった今だからこそ日本ももっとメディア教育なるものを取り入れて、正しく使わせていくべきなのではと思いました。

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自己紹介:
こんにちは!ディベート・ディスカッションサークル社会知性研究会です。「社会知性の開発」(専修大学HP参照)を目指して、週に一度、7限終了後、討論を行っています。
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